全ての車は以下の点について、レース出走直前に審査員による車体検査を受け、以下の規格に合格したもののみ、参加を認められます。

1 車軸、車輪、車体は、キットを使って製作してください。
車体は下記の規定を超えない範囲で自由にデザインすることができます。他の素材を加えて装飾もできます。
2 車の全体の長さは177mm以内とします。
3 車輪を含めた全体的な車幅は、69mmを超えてはいけません。 なおかつ、車輪と車輪の間隔は、44mm以上開いていなければなりません 。
4 最低地上高は、地面から9.5mm以上確保すること。(トラック面をこすらないように)
5 車の総重量は140g以下とします。この範囲内でおもりを取り付けることができます。(おもりの素材は自由です)
6 車輪に対して、その形状を変えるような加工をしてはいけまん。
7 車輪にベアリングを入れたり、ワッシャーなどキットに含まれないものを用いてはいけません。
8 車輪に動力の供給をするような加工をしてはいけません。
9 車軸に潤滑材として、カーボンファイバー(黒鉛)など粉末のものは使用することはできますが、潤滑油を使用してはいけません。

それぞれの車は、車体チェックを済ませたら、レースが終了するまで審査員によって厳正に保管、陳列され、ドライバーは車に触れることはできません。

一度レースに出走させた車を、別のレースに使用することはできません。全てのレースについて、レース毎に新しく作られた車で参加しなければなりません。

●全ての車はレース参加に際し、審査員による車検を受けなければなりません。
 また、車検を受けた車は、その後は全てのレースが終了するまで審査員以外の人が触れることはできません。

●レースはトーナメント形式で行われます。コース、レース順などについては、レース開始前に抽選で決定します。

●レースに際し、自分の車が呼ばれたら、スタートラインに集合し、トラックの上の自分の車が正しくセットされているかどうか、確認してください。その際も一切車に触れることはできません。セット位置の修正は、スターターが行いますので、スターターに指示してください。

●各レースの結果は、フィニシュラインの上を車両の鼻先が通過した時の着順で審査員が判定します。

●レース中、もしくは待機中に車が破損するなど、車検時と異なる状態になった場合は、走行可能であっても以降の出走は認められません。

●車がコースを脱輪し、他の車の走行を妨害した場合は、レースは再度やり直しとなります。
 同じ車が同様に走行に支障をきたした場合は、その車は失格となります。以降の出走は認められません。

●フィニッシュラインより手前で車が停止した場合は失格とみなします。以降の出走は認められません。

上記以外の予期せぬ事態の出来時は、審査委員長の判断とします。